高温度( 25〜28℃ )が理想的なカブト虫の中で、サタンとネプチューンは
低温度( 20℃前後 )が理想的、または低温度でなければならないと言われております。
しかし、個人的にはどうも高温度でも可能ではないか?? と言う妄想にとりつかれてしまい
遂にサタンで高温ブリード決行しました(^o^)/
生命の子孫を残そうとする力は、想像以上のパワーがありますので期待しています。
但し、産まなければ途中で断念して低温ブリードに切り替える事をお許し下さいm(_ _)m
8/10 1回目のセット
温度は、深夜〜日の出までが
25℃ぐらいです。
そして日の出から徐々に温度が
上がり出し、西日が差す夕方時が
28℃のピークとなります。
平均温度は26,5℃となります。
8/18 ♀は一応マットには
潜ったりしてますが・・・
8/24 2回目のセット
約2週間で次のケースへ移動。
ここでもう一度確実に交尾を実行
させました。
1回目のセットは一週間後に
割り出します。
産んでそうな雰囲気はありますが
はたして・・・・
8/31 1回目のセット割り出し
期待を込めての割り出しでしたが
卵3個のみでした。
そのうちの1個はカビが生えていて
ダメでしたので、結果2個のみ。
たった2週間の初回セットですので
まだまだ諦めきれません!
初回からバンバン産むとは考えて
いませんので、2回目、3回目の
セットが本当の勝負時と思って
高温ブリード続行致します(^o^)/
9/4 2回目のセットで卵確認
今回はケース底面に卵3個確認出来
ましたので期待大です。
割り出しは約一週間後に致します。
3回目のセットは1回目のセットを
再適応致します。
2回目より、1回目のセットの方が
自信があったので、もう一度使用します。
9/4 3回目のセット
約2週間で次のケースへ移動。
ここでもう一度確実に3回目の交尾を
実行させました。
サタン、ネプチューンはシロカブト並に
交尾意欲が強いです(^o^;;
有精卵を期待して祈ってます。
9/14 1回目の採卵撃沈
1度目で回収した卵が全滅でした(ToT)
無精卵だったのか、取り出しが早すぎた
のかは分かりません・・・
期待の持てる2回目のセットの割り出し
は、もう少し遅らせる事にします。
1度目の卵が腐る事は多々ありますので
別に気落ちはしませんが、ちょっと神経質
になってしまうのも現実です(+ +)
早く結果を出さなければ、徐々に涼しく
なって来ましたので高温ブリードでは
なくなってしまいます(- -:::
9/17 遂に成功!!!???
割り出しを遅らせた2回目のセットを解体。
結果は卵20個以上の産卵です(^o^)v
しかし、有精卵らしき卵は、12個
無精卵らしき微妙な卵が、5個
カビの生えたダメ卵が、6個
これで一応は、サタンは高温でも産むと
いう結果がでました\(^o^)/
9/17 4回目のセット
♀が産卵モード突入と判断した為、
次のケースへ移動。
ここでもう一度確実に4回目の交尾を
実行させました。
4回目のセットは、短期決戦専用の
水分ベトベトのヘドロ並みのマットです。
♀が後食から2ヶ月目( 爆産時期 )に
突入する為、この4回目のセットで完全に
勝負にでました!
3回目のセットも少し遅らせて割り出します。
9/28 3回目のセット割り出し
初回セットで撃沈した、一番自信のある
マットでの再チャレンジでしたが・・・
見事にリベンジ成功(^o^)v
ほぼ有精卵と思われる卵22個を回収。
今回はダメ卵ゼロ??の好成績!?
しかし、ここで疑問が発生しました・・・
全く同じマットの使い回しで、1回目は
撃沈・・・3回目は成功・・・と、言う事は
単に♀が産卵モードに突入すれば
マットなんて関係なし!?なのか・・・
10/2 遂に孵化確認!
2回目のセットで採取した卵の内、4個が
孵化してました(^o^)v
これで一応は高温ブリードは成功と
言えます・・・1匹でも幼虫確保で成功と
言う筋書きですので(^o^;;;;
秋に入り徐々に涼しくなって来てますので
かなり焦ってますが、室内温度は、ずっと
24〜25℃で推移しております。
さすがに夏期のような日差しではないので
28℃までは上がらなくなりました。
サタンにとっては、24〜25℃は、まだまだ
高温帯と思って頑張ります!
10/5 4回目のセットから3週間経過
4回目のセットは、短期決戦専用の水分
ドロドロのヘドロ級マットです・・・
既に3週間経過で、ケース外から見ても
劣化が酷いです(+ +)
早く♀を取り出して5回目のセットへ移動
させたいのですが、ここ1週間以上の間、
♀を確保出来ません(- -;;;
いよいよ爆産モード突入中なのか!!!???
まぁ〜こう言うパターンで何度騙された事
やら・・・・・・ でも期待はしてしまいます。
10/7 5回目のセット
約3週間目で、ようやく♀を確保して、
次のケースへ移動。
ここでもう一度確実に5回目の交尾を
実行させましたが、♂も性欲減退し、
♀もスカスカ状態ですので、これが最後の
セットかと思います・・・
4回目のセットは、目に見えて劣化が酷い
ですが、卵で取り出すなら問題はない???
と、思いますのでしばらく放置してから
割り出します。
10/18 もはやこれまでか?・・・
ここ数日、♀の調子が悪いです・・・
エサもほとんど食べずに、ふらふらしてます。
そろそろ死亡時期かもしれません・・・
10/19 4回目のセット割り出し
勝負に出た4回目のドロドロヘドロセットの
割り出しを行いました。
結果は、劣化臭漂う中での大成功(^o^)v
有精卵らしき卵を28個回収!
カビの生えたダメ卵は今回2個でした。
これまでに回収した卵は、続々と孵化して
行っております(^o^)/
まぁ〜最終的に3令幼虫まで何頭辿り着く
かが問題なのですが・・・(- -;;;
10/19 遂に♀死亡(ToT)
やはり死亡しました・・・
5回目のセットにて終了致しました。
最後はあまり産んでそうにないですが、
またしばらく放置してから割り出します。
サタンとしては過酷な条件下で、よく
ここまで産んでくれました。
お疲れ様m(_ _)m
10/24 最後の割り出し
ほとんど期待していなかった最後のセットの
割り出し結果です・・・
有精卵らしき卵は、4個
無精卵らしき微妙な卵が、5個
カビの生えたダメ卵が、4個
これで一応は、サタンのブリードは終了と
なりましたm(_ _)m
後日改めて最終集計等の見解を出したいと
思っておりますので気長に待っていて下さい。
最終集計結果発表
信念に基づき、これで予想以上の結果を出す事が出来ましたv(^o^)v
しかし、たまたま上手く行っただけかもしれませんので、決してオススメするブリード方法
ではございませんので、ご理解お願い致します。
今回使用した個体は、1000頭に1匹の高温に対応出来る個体だった可能性もあります。
また逆に、サタンは低温と思い込んでいるだけで、実は高温が最適な可能性もあります。
実は同時進行にて、国産、外産ミヤマのブリードも同条件下で行っておりましたが、
サタンと同じく成功しております( まだ割り出していない分もありますが・・・
)
ですので、個人的には、温度が少々高い程度なら、十分に産卵、飼育は可能だと確信
出来ました。
しかしその分、マットやセット等には、細心の注意を払っております事もご理解下さい。
以上、すべてにおいて生物ですので絶対と言う事は存在しませんので、何が良いかは
一概には言い切れないのが生物の飼育です。
追記。。。。 またサタンのブリードも致しますが、次回も高温でブリードするのか???
と、なると絶対しません!低温でブリードします(^o^;;;